優れた戦略にストーリーあり
東京通学生のTです。
ロンドンオリンピックのサッカー、男子は4強、女子は銀メダル、昨日のU20女子サッカーも4強進出と、盛り上がりは最高潮。
Jリーグ設立当初、川淵さんは、その狙いを「競技レベルの向上」としていたとか。
プロ化 → 競技レベルの向上 → 国際大会で躍進 → 人気沸騰 → 競技人口の増加 → ホームタウン制等で人材発掘・強化 → 競技レベルの向上 → 国際大会で躍進 → 人気沸騰 ・・・・以下繰り返し・・・って、設立当初つまり20年前からのストーリーが現実化、実を結びはじめたんでしょうね。
優れた戦略にストーリーあり。その意味では、Jリーグ構想も極めて優れた戦略であったことは間違いなさそう。
ここでのストーリーとは、ざっくりいえば、「個々の打ち手は静止画に過ぎず、これらが因果論理で縦横につながったとき動画になる」こと(競争戦略の話ですから、Jリーグ構想に直ちにあてはまるわけではないんでしょうが。)。
マブチモーターやら、ガリバーやらの戦略をストーリーという観点から解説し、その優位性を示しています。
事例問題でも「作問者の描くストーリーを読めているか」とはよく言われること。
どうですか。知らず知らずのうちに各設問の各個撃破に走りがちな人はいませんか(私です。)。各個撃破に走ると、確かに、全体としてストーリーな解答になりません。当然、点数も残念な結果に。
明日の模試では、作問者の描くストーリーを読み、各設問の関連を見極め、全体としてストーリーな解答を心がけます。これ、明日のテーマね。
ところで、私が好きなスポーツはバスケットボールなんですが、8月22日、スポニチで以下のような記事が。
「バスケ界の逸材中学生ツインズが貴乃花部屋入門」
なんでも、茨城県選抜として全国3位になった双子のバスケットボール選手(中学生)が、卒業後、貴乃花部屋に入門するとか。
お父様からの勧めもあったようですし、なんといっても相撲は日本の国技。恵まれた体躯を活かして、横綱に駆け上がって欲しいものです。
ただ、バスケ好きとしては、やっぱり「日本のバスケ界(業界)に魅力が乏しいからでは?」と案ずることこの上なし。
日本のバスケ界にも、そろそろストーリーが必要になりそうですね。
お時間ある時に、bjリーグ(日本のプロバスケリーグですよ。)の生観戦、お勧めします。
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