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2012年7月 3日 (火)

Gナビ(グルメ検索サイト)のニッチ戦略に感服

こんにちは、本気道場生のHです。

先日、会社に大手グルメ検索サイトの担当者が訪問に来て、

下記のような説明会がありました。

・我社では、過去から弁当の配達の事業部があり、全国各地の弁当屋や仕出し屋と

提携して配達を行う事業を展開してきました。

しかしながらとても採算が合わず、事業から撤退が決まり、過去の売上を清算していると、

御社の業界(某製造業)のみ弁当の単価が非常に高く(約@2500円)しかも1回の個数も多い

(20~30個など)事に気づきました。

ここで御社の業界の弁当発注市場規模を計算すると年間約250億円だったのです。

ここで事業の撤退を踏みとどまり、この業界のみに的を絞った事業を開始致しました。

当社が一括して、発注し、誤発送が無いか毎回確認し、到着の前に担当者様に電話、

食べ終わったあとにゴミの回収も行い、しかも料金は弁当の価格のみです。

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以上のような説明があり、よく考えたものだと思いました。私見ですが、この事業は成功すると思います。

しかしながら、中小企業である弁当屋の視点から見ると、今までと同じ料金で、中間マージンを業者から抜かれてしまうので利益率は低下するでしょう。

このままこのビジネスが大きくなるとこのような中小企業の弁当・仕出し屋は3つに分かれるでしょう。1つは、中間マージンを抜かれて利益率のみが低下し経営が厳しくなる会社。2つめはサービスや商品力をさらに向上し、業界内の口コミで利益の低下よりも売り上げが上昇し成長する会社。3つめは、がっちりと顧客をつかんでおり、この中間会社を通さずとも、今まで通り直の発注を得て、生き残れる会社。

診断士2次試験委員の著者の著書にも書いてありましたが、「変化対応力」「地域密着力」「対面販売力」、これら力が、この業界の中小企業に備わっていたか試される時がきたのかもしれません。

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コメント

しかし、ずいぶんと高価なお弁当ですね?
何用でしょうか?

Hさんの情報でまたもや勉強させていただきました!
宅配・出前サイトって結構進んでいますね。
宅配までの時間が出たり、店別やジャンル別だけでなく、シーン別にも
選べるのですね。
その中の「出前館」の上場までの苦労話もネットで読みました。
やはり加盟店、消費者のニーズをうまく捉えていることに気付きます。
御社の2500円のお弁当は、役員会用か得意先とのランチミーティング用でしょうか?

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